全国に設立されている土質試験協同組合(9組合)は、平成19年度に連携協定を結び、「ジオ・ラボネットワーク」としても活動しています。

ジオ・ラボネットワークは、地質調査の重要な要素である地盤材料試験のエキスパート、業界の試験室として信頼していただけるように、ネットワーク間での業務の協力・支援(通常及び災害時)、技術交流等を進めております。また、公益社団法人地盤工学会、一般社団法人全国地質調査業務連合会との関係を密にし、地盤工学会中部支部全国大会、技術フォーラムでの発表等たゆむことなく高品質な地盤データをご発注者の皆様に提供する努力を継続しております。

このことで、社会資本整備に貢献してゆく所存です。このジオ・ラボネットワークをご活用いただければ幸いです。

代表的な活動の紹介

1.定期的な経営懇談会・臨時経営懇談会の開催
　6月，10月に経営懇談会を開催し，主たる運営方針を確定
2.年間1回の技術研修会の開催
　7月に各組合技術者が1ヶ所に参集し，技術的な意見交換，試験技術に関する情報交換などを行い，技術研鑽を実施．
3.地質調査技士受験支援
　ジオ・ラボネットワーク職員が地質調査技士を受験する際に，添削などを実施し，受験支援を開催しています．
4.「土質試験品質管理機構」への運営支援
　土質試験管理者の認定を支援
5.学会誌発表，フォーラム発表，各種情報交換など
　地盤工学会誌，地盤工学会・全地連主催の全国大会での発表

技術研修会の状況：特別講演，試験技術研修

毎年開催の技術講習会

試験技術の統一化：ふるい試験

試験技術の統一化：液性・塑性試験

試験技術の統一化：液状化試験

組織概要

ジオ・ラボネットワークの組織図