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15.地盤工学会-事業企画賞を受賞(H28年6月8日)

各務原台地における「熱田上部層(鵜沼面,鳥居松面)と鵜沼宿」見学会

(業績の種類)
1.技術の進歩,理論とその周辺の纏め,技術の普及等に貢献したもの 2.新機軸の企画で学会活性化に貢献したもの
(選出の理由)
 公益社団法人地盤工学会 中部支部では,シニア会員の方々が定年を迎えられた後も会員として継続した活動をしていただけることを目途として,平成25 年8 月に“シニア会員継続WG”を立上げて活動を開始した.ここでは,シニアの世代が定年,転職,現場から離れた後も,何らかの形で学会活動に参画するには何が必要かを探り,学会活動を継続して頂く方策を検討し,その「場の提供」を行っていくことを目的として活動を開始している.
 この2 年目の活動として,平成27 年3 月に,「各務原台地における熱田上部層と鵜沼宿の見学会」を開催した.一般的に,濃尾平野におけるボーリング調査では,日常よく扱うものの,濃尾層の露頭を直接見る機会は少ない.
 そこで,これらが分布する鵜沼面に詳しい 可児 幸彦氏(鵜沼宿ボランティアガイドの会,博士(工学)),西村 勝広氏(各務原市歴史民俗資料館 館長補佐(当時),(現在,館長))のご協力を得て,「熱田上部層(鵜沼面,鳥居松面)の見学会」を開催した.なお,この企画は,日本応用地質学会中部支部の後援も得て実施した.
 可児幸彦氏・西村勝広氏に記して深謝の意を表します.